市バス



概要

市バスのネットワークは、市内全域を網羅しており、バルセロナ市内で、市バスで行けないところはありません。その便利さからか、バスに乗っていると、次々とバスの運転手の友達や知り合いが乗り込んできてタダ乗りしていきます。とんでもない国です。

バスは、他のヨーロッパ諸国で乗られた方は分かるでしょうが、言葉の分からない旅行者には鬼のように不親切です。何せ、車内の電光掲示板はおろか、案内放送さえもありませんし、もちろん運転手がアナウンスすることもありません。また、バス停にも、バス停の名前などこれっぽっちもかかれていません。

しかし、現地の人々は、そのようなことなどものともせず、自分の目的地の手前になると、素早くストップボタンを押し、名もないバス停でさっさと降りていきます。バルセロナ、というかヨーロッパの市バスは、現地住民の共通理解の上にネットワークが成り立っているので、スペイン語が分かろうが分かるまいが、異邦人には冷たい乗り物です。

ただ、市バスのネットワークは物凄いので、乗り方を多少でもマスターすると、これ以上便利な交通機関はありません。旅行者が使うとなると、ほぼ全面的に自分の勘と現地の人の好意に依存することになりますが、何せ使いこなせると非常に便利なので、ぜひ一度トライしてみて下さい。

乗り方

前から乗って、後ろのドアから降りる一方通行です。
乗るときに料金を支払います。料金は、1回1ユーロです。

ただ、バスに乗る度に切符を買っている人はほとんどおらず、多くの人が回数券か定期券を利用しています。よって、事情が分からず、バスの入り口で料金を払おうとすると、後ろから「おい、料金払ってんじゃねぇよ、バカ!」という非常に理不尽な悪口を浴びせられることになるので、注意しましょう。
回数券を買っておいた方が遥かに安く済みますし、乗車時もスムーズなので、できれば回数券を事前に買っておくようにしましょう。

回数券を持っている場合は、入り口(運転手の前)をスルーして車内に入り、車内の刻印機を使ってセルフで刻印します。もちろん、刻印しなくても分かりませんし、運転手も面倒くさいのでイチイチ指摘してはきませんが、刻印していないと、たまに来る検札の時に問答無用でしょっぴかれてしまうので、しょうもないお金をケチらず、毎回刻印した方が無難です。

ちなみに、乗客の中には、入り口をスルーして切符を刻印しない人がたくさんいるのですが、彼らはみな定期券を持っています。くれぐれも、周りの雰囲気にだまされないように気をつけましょう。

降り方

日本と同じように、バス停の手前でスイッチを押して停まってもらい、普通に出口から出ます。

もし、降りるバス停の位置が分からないのであれば、乗車時、運転手か周りの乗客に目的のバス停の名前を連呼しておきましょう。大体の場合、周囲のほぼ全員が教えたがりなので、バス停の手前になると、いろんな人が一斉に「次だよ!」(Proximo!)教えてくれます。「Proximo(プロッシモ=次)」という言葉が聞こえたら、次で降りてください。

ちなみに、運転手さんに頼んだ場合、いい人だったり機嫌が悪かったりしたら教えてくれますが、悪い人だったり面倒くさがりだったり、はたまたウッカリさんだった場合は、サラッとそのまま通り過ぎたりします。ま、そこは何と言ってもスペインなんですから、そのあたりのスリルも旅の醍醐味として楽しんで頂ければと思います。

ナイトバス (公式サイト

普通の市バスの運行時間は、路線によって違いますが、おおむね朝5時〜午後11時くらいです。

それ以外の時間帯(深夜〜早朝)には、あまり知られていませんが、「ナイトバス」(Nit Bus)というものが走っています。
このナイトバスは、全16路線あり、市内中心部(カタルーニャ広場〜大学広場)のバス停を拠点に、市内各地をくまなくネットワークしています。(路線網は、上の公式サイトで見れます。)
本数は1時間に1〜2本と、それほど多くありませんが、公共交通機関が動いていない深夜〜早朝時間帯には、とても貴重な足となってくれます。

料金は、片道1.3ユーロ。回数券の「T−10」も使えます。
空港と市内(スペイン広場)を結ぶナイトバスもあります。1時間に1本程度しかないのが残念ですが、時間と土地勘がある方には良いかもしれません。




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