TMBの回数券

概要

回数券は、バルセロナ市交通局が運営する「メトロ」「市バス」「トラム」全てに有効な他、バルセロナ市内(ゾーン1)に限り、「FGC(カタルーニャ鉄道)」と「セルカニアス(国鉄の近郊線)」でも有効となっています。

4つの交通機関、どれに関しても、1回のみ使用可能な「1回券」(Billete Sencillo)はかなり割高なので、何回も乗るのなら、回数券を買った方が間違いなくお得になります。

回数券の種類

主なものを表にまとめると、以下のようになります。

種類 内容 値段
10回券(T-10) 10回乗れる回数券 7.7ユーロ
1日券(T-DIA)
※5日券まであります。
1日乗り放題の切符 5.8ユーロ
50回券(T-50)
※1人しか使えません。
50回乗れる回数券 31.5ユーロ
この他、普通の「定期券」や、「ユース割引の定期券」など、いろんな種類があります。

1日のうちにガッツリ移動するのなら1日券で、数日に渡ってちょくちょくメトロやバスに乗る予定なら、10回券がお勧めです。

回数券の有効範囲

普通の回数券は、バルセロナ市内(ゾーン1)でのみ有効です。

具体的には、メトロと市バスに関しては全路線が「ゾーン1」の範囲内なので問題ありません。ゾーンなど気にせず、ガンガン回数券を使ってください。

一方、トラム、FGC、セルカニアスに関しては、市内は「ゾーン1」ですが、市外はゾーン1ではありません。ゾーンについては必ず路線図に書いてありますので、乗る前に必ずチェックするようにしましょう。

回数券のお得な知識

「T−10」は、何人ででも同時に使える

あまり知られていないことなのですが、回数券の中で「T−10」だけは、何人ででも同時に使うことができます。

2人以上で「T−10」を共有する場合は、まず最初の1人が改札を通ります。市バスなら、刻印します。そして、改札を通り(刻印し)終わったら、次の人にそのカードを手渡し、渡された人は、そのカードで改札を通ります。これを人数分だけ繰り返せばOKです。

という訳で、2人以上で観光するなら、何も「T−10」を1人につき1枚買う必要はありません。余る可能性が高くなるだけなので、1枚ずつ買い足して、その時いる人数で共有した方が賢明です。

75分以内なら、別の交通機関への乗り換えは無料

「T−10」などのTMBの回数券は、1回改札を通る(刻印する)ごとに、カード裏に使用日時がスタンプされ、カウントダウン形式で残回数が減っていきます。しかし、TMBの回数券には、ヒソカにこんなルールが設定されているんです。

それは・・・

1回切符に刻印したら、その後75分の間に、別の交通機関に乗り換えても刻印されない。

というルールです。
つまり、一度「メトロ」「バス」「FGC」「セルカニアス」のいずれかの改札を通過したら(=刻印したら)、その後75分以内なら、あと3つの交通機関のいずれかに1回だけタダで乗れるのです。これは、メトロからバスに乗り継いでもいいですし、バスからFGCに乗り継いでも、何でも構いません。75分以内なら、どの組み合わせでも大丈夫です。

ただ、念のため、乗り継いだ後の交通機関でも、必ず刻印機に一度回数券を通すようにして下さい。75分以内の乗り継ぎなら刻印されない(タダになる)ので、安心して通して下さい。

このルールをうまく活用すれば、こんな組み合わせが使えるようになります。

<例>サグラダ・ファミリアからグエル公園へ行く場合
メトロ(5号線) サグラダ・ファミリア→ディアゴナル 約0.8ユーロ
(T-10使用時)
バス(24番) ディアゴナルのバス停→グエル公園入口 無料

つまり、うまく乗り継げば、貴重な回数券を有効利用することができるのです。また、上記の例のように、バスを組み合わせて使えば、なまじ電車を乗り継ぐより楽に目的地に着ける場合が多いです。

という訳で、自分の観光スタイルに合わせて、無限の組み合わせが考えられますので、ぜひこの「75分ルール」をうまく利用してみて下さい。

ただ、このルールは、TMBのルールできちんと定められていて、TMBの公式サイトにもしっかり掲載されているのですが、時々、75分以内の乗り継ぎでも刻印される(=タダにならない)場合があります。その場合、あなたが間違えているのではなく、機械がうっかり間違えて刻印してしまうのです。さすがスペイン、人間のみならず機械までもが人間風味溢れる、とても人肌のぬくもりを感じる国です。

まぁ、そんな国なので、そんなことがあっても黙って見過ごしてやって下さい。




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