カタルーニャ鉄道


(c) junさん

概要

バルセロナ市街と、市郊外を結んでいる鉄道です。日本人の間では、勝手に「カタルーニャ鉄道」と呼ばれることも多いです。
現地の住民にとっては、市街地と郊外の住宅地を結ぶ鉄道として重宝されていますが、観光客にとっては、ティビダボ山、モンセラット、コロニア・グエルなどに行く際にのみお世話になることと思います。

路線

この鉄道を利用する上で気をつけねばならないのが、「FGCには2つの路線がある」ということです。
1つはカタルーニャ広場(Pl.Catalunya)からに伸びるバリェス(Valles)線、もう1つはスペイン広場(Pl.Espanya)から西に伸びるジョブレガット(Llobregat)線です。

分かりにくいので、図にしてみました。


ペイントで5分くらいで描いた絵なので、びっくりするくらい適当です。

という訳で、この2系統は全く相互接続していないので、FGCを使うときには、どちらの系統なのかよく確かめるようにしましょう。
モンセラットやコロニア・グエルに行くには、スペイン広場からジョブレガット線に乗ります。

切符

メトロ同様、自動券売機で買えます。
FGCの券売機は、とても近未来的な形でカッコいいので、ぜひ一度使ってみてください。メトロのものと違って、故障していることも少ないです。

FGCの券売機

(c) junさん

当然ですが、英語表記もあります。

ちなみに、スペイン広場駅やカタルーニャ広場駅などの始発駅、及び一部の都心の駅では駅員がいますが、郊外に出るとほとんどの駅が無人駅になるので、切符は券売機でしか買えなくなります。無人駅で券売機の使い方が分からなかったら即ゲームオーバーなので、慣れるためにも、初めから券売機を利用しておいた方がベターかと思います。

あと、FGCの都心の駅では、降車時にも改札機があり、使った切符が回収されます。メトロ感覚で、途中で捨ててしまわないようにお気をつけ下さい。



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