深夜〜早朝の交通機関 |
タクシー! タクシー!! タクシー!!! タクシー。 深夜〜早朝移動の際には、基本的にタクシーを利用するようにした方がよいです。 こういうサイトをやってると、よく「深夜到着は危険ですか?」「早朝出発は止めた方がいいですか?」などと尋ねられるのですが、正直、何とも言えません。その人の行動パターンと運、それに周囲の環境に大きく左右されるようなこと、シトラスには「危険」とも「大丈夫」とも言うことが出来ません。 ただ一つ言えるのは、 「深夜〜早朝は、当然ながら昼間よりは人通りが少なくなり、危ない人が活動しやすくなるので、当然危険な目にあう可能性は高くなるのでは?」 ということです。 幸い、バルセロナ、というかスペインでは、タクシー料金が日本とは比べ物にならないほど安いので、公共交通機関と比べても、わずか1000円〜2000円の追加出費で済みます。4人で利用すれば、1人あたり、たったの250円〜500円です。よって、よほど困窮していない限りは、タクシーを利用されるのが賢明でしょう。 というか、極東からはるばるバルセロナまで行ける財政的余裕がありながら、「タクシーを利用するお金がない」なんてグチを言うのはやめましょう。 もし「不本意にも」タクシーを使うことになってしまったなら、日本に帰ってから、外食を一度だけイタメシから牛丼に変えて下さい。 深夜にバルセロナに到着した場合 まず、ホテル探しはバルセロナ到着前に終えておいて下さい。 空港内/サンツ駅内の観光案内所は、夜になるとあっさり閉まってしまうので、深夜に到着してからのホテル探しは困難を極めます。 本格的に予約しているヒマがなかったら、せめて目当てのホテルに電話して、簡単な予約を入れておくだけでも構いませんので、どこかにめぼしをつけておいた方がよいでしょう。 で、深夜に到着した後ですが、 上に書いた通り、どこに到着しようが、基本的にタクシーを利用して下さい。 空港・サンツ駅・バスターミナルなど、全ての地点でタクシーが24時間待機しています。空港では、深夜〜早朝時間帯には、タクシー待ちの列がかなり長くなることがありますが、それでも待っていればいずれやってきます。 普通の方は、タクシーで、ホテルの玄関まで車を横付けしてもらって下さい。 なお、この際、旧市街(ゴシック地区)の中にある宿を予約してしまうと、路地が細くてタクシーが入っていけない場合があります。 その場合、 最寄の大通りで下ろされ、あとは暗いゴシック地域の中を自分(たち)だけで歩いて宿に向かうことになります。 という訳で、深夜に到着される方は、宿選びにも十分ご注意下さい。できれば、大きな通りに面した宿を選ばれた方が無難でしょう。(不安なら、一度メールか電話で宿に確認しておきましょう。) ちなみに、空港からのエアポートバスの最終時刻は、いずれの曜日にも深夜12時頃、メトロの最終時刻は、平日が午後12時頃、週末・休日が午前2時頃となっています。ただし、どちらも、深夜にはバルセロナに慣れている方のみご利用をお勧めします。(もっとも、バルセロナに慣れている人なら、夜の危険さを知っているので、なおさらタクシーを利用しますが・・・。) あと、どうしても、深夜にターミナルから市街地に移動するのが怖いor面倒くさい、ということであれば、ターミナルの近くのホテルに泊まられてもいいかもしれません。 早朝にバルセロナを出発する場合 できるだけ、前日までに宿の人にお願いして、朝タクシーに宿の入り口まで迎えに来てもらうようにしてください。これは、安宿であろうと高級ホテルであろうと、どこでも普通のサービスとしてやってくれ、普通は、「迎車料金」など特別な料金も一切かかりません。気軽にお願いしてみて下さい。 ただ、一部の適当な宿(ホテル・アテナスなど)では、お願いしても忘れ去られたり、なかったことにされることもあります。もし、どうも宿の人が信用できない場合であれば、しつこく食い下がって、必ず目の前でタクシーに電話してもらうようにしましょう。 あと、ユースホステルに関しては、呼んでもらえるところと呼んでもらえないところがあります。(「パラウ」に関しては、建物のある路地に車が入っていけないので、恐らく無理です。)ユースに宿泊する際は、個別にそのユースと交渉してみて下さい。 ちなみに、日本人経営の宿であれば、ほぼ間違いなくちゃんとタクシーを手配してくれ、何かトラブルがあった際でもスムーズに対処してくれるます。よって、重要な移動の前(日本帰国前など)には、これらの宿に泊まられるのもよいかもしれません。 また、日本人宿に泊まっていれば、自分の出発の際、同じ日に出発する他の旅行者を探して、その人数でタクシー代をワリカンしたりすることも簡単にできるので、メリットは一層大きくなるような気がします。 公共交通機関に関しては、メトロが朝5時から、エアポート・バスが朝5時半(週末・祝日は朝6時)から動き出します。お金を節約したい人は、カタルーニャ広場までタクシーで行き、そこからエアポート・バスで空港まで向かわれてもいいかもしれません。 ただ、あなたがランブラス周辺に泊まっておられる場合、早朝から宿の玄関まで呼びつけておいて、徒歩10分以内であるカタルーニャ広場まで行かされた日には、運転手によっては烈火のごとく怒り出すでしょうから、そのあたりの判断は各自でお願いします。 あと、早朝出発の場合は、一部の高級ホテル以外は前日の夜までに宿泊料金を全額精算する形になりますので、このあたりの準備もお忘れなく。 深夜〜早朝に遊びに出る場合 これでも、基本的にはタクシーをお勧めします。 もし、フラメンコを見に行って夜遅くなる場合は、開演前にタブラオ(劇場)にお願いして、タクシーを呼んでおいてもらうことが出来ます。また、ランブラス通りのタブラオでしたら、ランブラス沿いに24時間タクシーが走っていますので、それを利用することも可能です。 なお、深夜〜早朝には、しっかりと深夜料金が設定されます。深夜料金に移行したかどうかは、タクシーの車体の上に出ている表示で分かります。灯りで表示されている番号が「2」なら通常料金、「1」なら深夜料金です。といっても、深夜でも、日本ほど高くなることはありません。貧乏旅行者の方でも、気軽に利用しましょう。 一方、移動費を安く済ませたい場合は、「ナイトバス」をお勧めします。深夜〜早朝にかけて動いている、唯一の公共交通機関です。 ナイトバスについては、「バス」のコーナーをご覧下さい。 |
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