序章〜バルセロナ治安概論


バルセロナは、

安全です。

もう、こう言い切っちゃいます。

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今から遡ること数年前、2000年〜2002年あたり。

スペインでは、犯罪の被害、特に強盗の被害が多発していました。そして、日本においては、いつの間にやら「スペイン=危ない国」というイメージが定着してきてしまいました。
さらに、インターネット等、情報源の多様化によって、その「危ない」という情報が、ごく普通の人々にまで広く知られるようになりました。

しかし、実は、この時期でさえ、その被害の大部分がマドリーで発生しており、バルセロナに関しては、ヨーロッパの他の大都市と比べても、さほど犯罪が多いわけではありませんでした。(ただ、確かに、一時期治安が悪化していたのは事実です。)

そして、ここ数年、警察が不法移民対策と治安対策を強化してきたため、マドリーにおいてさえ、犯罪の被害件数は劇的に減少してきています。(このことは、次章で検証しています。)
よって、もともとマドリーより遥かに安全だったバルセロナについては、何をかいわんや、ということです。当然、強盗被害を含め、犯罪被害の件数は大きく減ってきています。

さらに、第2章と第3章で、バルセロナを訪れた旅行者に、「バルセロナの治安」について尋ねたアンケート結果を載せているのですが、ここ2年は、8割〜9割の人が、「危ないと思わなかった」と回答しています。
また、このサイトは、ここ5年で延べ30万人以上の方に利用して頂いてますが、バルセロナで、「首絞め強盗」を含めて、暴力を伴った犯罪に遭ったという報告は、完全にゼロです。

という訳で、現在、インターネットのサイトや掲示板などで、未だに「スペインは危ない」なんて言ってる人がいますが、完全に時代錯誤な意見です。

というか、まず、2000年前後の「スペイン=危ない」時代であっても、実際に危なかったのは、8割がマドリーで、2割がバルセロナ、他の大部分のスペインは全く安全なところでした。つまり、「スペイン」が危ないのではなかったのです。

よって、未だに「スペインは危ない」という彼らには、そもそもこういった正確な認識が掛けている上、上記のような最新情報も手に入れられていないので、まぁ彼らは幕末武士みたいなものだと思っておけばいいと思います。
現在、未だに「スペインは危ない」なんて偉そうに言っている武士がいたら、その認識の甘さを哀れんであげましょう。

ただ、です。
一つだけ、注意すべきことがあります。

それは、

バルセロナでは、スリ&置き引きが多い

ということです。

バルセロナ市内には、人口は100万人ちょいしかいないのに、訪れる観光客は、軽くその数倍は超えます。よって、油断している観光客を狙うような犯罪が、他のヨーロッパの都市に比べて、やや多くなっています。よって、スリ・置き引き・車上荒らし・寸借サギなどの軽犯罪だけには、十分にご注意下さい。

ただ、これらも、予備知識を入れた上で、普通に注意を払っていれば、ほぼ100%防げるのではないかと思います。

事実、このサイトのこのコーナーを読まれてから、バルセロナに旅行に行かれた方は、ほぼ100%何の被害も遭わずに帰ってこられています。ちなみに、旅行前、詳細な防犯対策を伝授されるツアー旅行者も、ほとんど被害の対象にはなっていないようです。

というような状況を踏まえて、私は

「バルセロナは安全です」

と言い切ってしまうわけです。

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それでは、次ページで、ここで言及した事柄について、当局発行のデータに基づいて検証してみましょう。

※なお、データは2003年〜2004年度のものを利用しており、少し古くなりつつありますが、それ以降傾向が変わっていませんので、そのまま利用しております。本文については、常に最新の状況をチェックしてメンテナンスしておりますので、心配なくご利用ください。

第1章〜データから見る「バルセロナの治安」へ



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