7 portes



7 portes
Pg. Isabel II, 14 - 08003 Barcelona
Tel. +34 93 319 30 33 / 93 319 29 50 Fax. +34 93 319 30 46



現地の言葉で「セッ(ト)・ポルタス」、スペイン語で「シエテ・プエルタス」と読む、バルセロナ一有名なレストランです。

この店の開店は、何と170年前。開店以来、スペイン国王、王族、ピカソ、ダリ、チェ・ゲバラなどといった歴史上の人物から、カトリーヌ・ドヌーブ、ヨーコ・オノ、ペドロ・アルモドバルなどの現代のセレブまで有名人が数多く来店している、名実ともにバルセロナを代表するレストランです。
店の中は、それ相応の格式に溢れていて、とても素敵な雰囲気の中で料理を楽しむことが出来ます。

そして、170年も続いているだけあって、このお店のパエリャは、本当に旨いです!!!

ここで一番人気の「魚介類のパエリャ」(Paella con mariscos)は、大皿にボリュームたっぷりで「絶品」という以外表現の仕方がありません。また、他のパエリャ(4種類くらいあります)も、どれも素晴らしいです。
ちなみに、非常に量が多く、味も濃いので、最初は少なめに頼んでおくのが無難だと思います。

また、正確にはパエリャではありませんが、日本で俗に「イカスミのパエリャ」と呼ばれている"Arroz Negro"という米料理も、お歯黒にはなりますが、米もイカも味わい深くて美味しいです。
あの味を言葉で表現することなんてできないと思うので長々とは書きませんが、とにかく、どのパエリャでも量が多くウマイです!

ただ、味の濃いものが苦手な方(特に関西人の方)はお気をつけ下さい。

結構塩が効いています。

薄味な方がよい方は、注文の際、「塩抜きで」(Sin Sal=シン・サル)と注文してください。気軽に応じてくれます。
また、もし注文の際言い忘れても、出来上がってからでも作り直してくれますので、そこは無駄に気後れしたりせず申し出てみてください。

ワイン

日本の、このレベルのレストランでは考えられないほど安いです。普段日本ではワインを飲まない方も、白やロゼならそれほど抵抗無く飲めると思いますので、ぜひ一度トライしてみてください。

個人的には、最も安い「ハウスワイン」(vino de la casa)でも十分美味しいです。あまり通でなければ、普通のワインより薄いので、かえって飲みやすくて美味しく感じると思います。
なお、全てのハウスワインが、白ワイン・発泡ワイン(カバ)で有名なパナデス産なので、ハウスワインを頼むなら白かカバを頼んだ方がよいでしょう。

お値段

気になるお値段なのですが、

・前菜
・パエリャ(1皿=2〜3人分)
(※1人で1皿は食べきれないので、必ず2人以上で行って、2〜3人で1皿頼むようにしましょう。)
・デザート
・ハウスワイン


とシンプルに頼んで、何と2人で40〜50ユーロ程度です。日本円にすると、一人当たりたったの2500〜3500円!
こんなに美味しいパエリャとすばらしい雰囲気が味わえるのに、この程度の額で済むのはミラクルです。(・・・という文章が本当かどうか、この下の投稿欄で確認してください。)

もちろん、スペインで普通に夕食をすると10ユーロ程度で済みますし、ファーストフードだとその半分で済ませることが出来ます。そんな中、いきなり一食に20〜25ユーロもかけるのは、かなり贅沢に思われるかもしれませんが、一度よく考えてみてください。

あなた、日本で一度飲み会やコンパに出たら、一回いくら使ってますか?
多分3000〜4000円程度は使っていることだと思います。
ということは、日本で、一回飲み会やコンパに行かないだけで、こんなに素晴らしいディナー(ランチ)が楽しめるんです。日本でこのレベルのレストランに行くとなると、確実に2人で1万円は超えますし、何よりこんなに素晴らしいパエリアは、なかなか日本で味わうことは出来ません。

旅行中、ずーっとこんなディナーを楽しむ必要はありませんが、貧乏旅行中でも、1回くらい絶品のパエリャを食べてみてもいいんじゃありませんか?

奮発してここに行かれたなら、きっと最高の夜になると思います。

ぜひ一度、どうぞ!




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